国風歌舞(くにぶりのうたまい)

くにぶりのうたまい
国風歌舞とは日本に外来音楽が輸入される以前の、上代に生まれた素朴な歌と舞の雅楽ジャンルで、数種類の伴奏楽器を添えた形式で演奏されます。以下は現行の国風歌舞リストです。なお浦安の舞と豊栄舞は近代に創作された祭祀舞で、現行の雅楽に含まれていません。

演目 伴奏楽器 舞人
かぐらうた ・ みかぐら
神楽歌/御神楽
和琴
神楽笛
篳篥
笏拍子
1人
くめうた ・ くめまい
久米歌/久米舞
和琴
龍笛
篳篥
笏拍子
4人
あづまあそび
東遊
和琴
中管(高麗笛
篳篥
笏拍子
4〜5人
おおうた ・ ごせちのまい
大歌/五節舞
和琴
龍笛
篳篥
笏拍子
4〜5人
やまとうた ・ やまとまい
大和歌/大和舞
龍笛
篳篥
笏拍子
4人
るいか
誄歌
和琴
笏拍子
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うらやすのまい
浦安の舞

神楽笛
篳篥
笏拍子
太鼓
1人〜4人
とよさかまい
豊栄舞

琵琶
龍笛
篳篥
笏拍子
鞨鼓
太鼓
鉦鼓
1人〜4人